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福井県のカーリース|世帯当たり1.670台は全国1位。2台目の持ち方

福井県
屋外の駐車場に整列した新車の列
写真は新車の在庫のイメージで、本文で紹介している事業者とは関係ありません。イメージ写真:Luke Miller / Pexels

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福井県は、自家用乗用車の世帯当たり普及台数が1.670台で全国1位です(一般財団法人自動車検査登録情報協会「令和7年 自家用乗用車の世帯当たり普及台数」令和7年3月末現在)。県内の保有台数は511,973台、世帯数は306,635世帯。1世帯に1台では足りない前提の県だといえます。

全国が1台を割りかけているなかでの1.670台

同じ調査の全国値は1.009台で、12年連続の減少です。過去最高は平成18年の1.112台でした。全国的には1世帯1台を割り込みつつあるなかで、福井県の1.670台は突出しています。前年も1位で、順位は動いていません。2位は山形県のカーリースで扱った1.617台、3位は富山県の1.616台です。

通勤用と家族用で2台、という持ち方が現実的な選択になる水準です。2台目を購入で用意すると、車両代に加えて自動車税や車検の負担が二重になります。カーリースを検討するなら、月額に何が含まれているかを先に確認することになります。

月額に含まれるものは会社ごとに違う

ここが各社でいちばん分かれます。リースナブルは「自動車税、車検、自賠責保険すべてが月々の支払でカバーされています」と説明し、月額6,600円〜(税込)、契約年数は3・5・7・9年としています。ニコノリは「車検、自動車税、メンテナンス費用などがすべてコミコミ」で月々5,500円〜、頭金は「頭金0円でもOK!」との記載です。定額カルモくんは自動車税・重量税・自賠責といった法定費用は月額に含みますが、車検点検費用はメンテナンスプランのオプションという整理になっています。オリコで乗ーるはシンプルプラン(メンテナンスなし)を除き、車検代やメンテナンス代も月々の支払いに含まれると案内しています(いずれも2026年8月17日時点の各公式サイトの記載)。

同じ「月額◯円」でも、車検代が入っているかどうかで実際の負担は変わります。2台分を並べるなら、月額の数字より先に含まれる項目をそろえてください。

県内の取扱店舗は2店舗

ニコノリの公式店舗一覧に載っている福井県の取扱店舗は、越前武生店と役場前給油所の2店舗です(2026年8月17日時点)。全国では22都道府県・63店舗が掲載されており、隣接する富山県は1店舗、石川県は掲載がありません。世帯当たり普及台数の上位県ほど店舗が多いという並びにはなっていません。

店舗が近くにない場合でも、同社は「全国47都道府県、365日対応」「自宅にいながら新車が届く」と案内しています。実車確認や引き渡しをどうするかは、申し込み前に確認しておく項目です。

2台目は「走る量」で分けて考える

1台目を通勤に使い、2台目は買い物や送迎という分け方なら、2台目の走行距離は伸びません。走った分だけ足す形式のエンキロ(DRD4株式会社)は、この使い方と噛み合う可能性があります。同社はスズキ ジムニーで月額基本料7,350円〜(税込)・距離料金21円/km、月200km走行時11,550円、500km走行時17,850円、1,000km走行時28,350円という参考価格を公表しています。

エンキロの取扱地域は、沖縄県と各都道府県の離島を除く日本国内です。申し込み前に、利用する住所が対象地域に含まれることを確認してください。取扱地域・離島での申し込みについて(エンキロ公式FAQ)

同社は「一般的なカーリースの残価設定は月1,000〜1,500km程度の走行を想定」しているのに対し、全国の平均月間走行距離は約345kmだとして、日本自動車工業会の2025年度乗用車市場動向調査を出典に挙げています。逆に、通勤で毎日長く走る1台目に同じ形式を当てると、走行分の加算が積み上がります。2台を同じ条件でそろえる必要はないので、走る量の違いをそのまま契約の違いにするほうが無理がありません。

契約前に見ておく項目

契約年数は会社によって選べる幅が違います。リースナブルは3・5・7・9年から選ぶ形で、契約延長と買取が可能と案内されています。オリコで乗ーるは新車なら1年から9年まで1年単位で選べるとしています。ニコノリは契約満了時に新車がもらえる点を掲げています。

中途解約の扱いはプランによって変わり、ニコノリのサイトでも個別相談を案内しています。オリコで乗ーるは原則解約できないとしたうえで中途解約オプションと免許返納オプションを、エンキロは事故や盗難のときに違約金を補償するリース保険を用意しています。2台目は使う期間の見通しが立てにくいので、解約と満了時の条件は申し込み前に確認してください。

協会が公表している同じ資料によると、福井県の保有台数511,973台に対して世帯数は306,635世帯です。単純に引くと約20万台ぶんが2台目以降にあたります。世帯の半数以上が複数台を持っている計算で、1台目と2台目で使い方が分かれているのが実態です。

正確には511,973台から306,635世帯を引いて205,338台、1世帯あたり0.670台ぶんが2台目以降にあたります。全国の1世帯あたり0.009台ぶんと比べると差は大きく、2台目を前提にした地域だと分かります。1台目は通勤で走行距離が伸び、2台目は買い物や送迎で伸びない、という組み合わせになりやすい水準です。走行距離の条件も月額に含める項目も、2台まとめてではなく1台ずつ決めるほうが実際の使い方に合います。

自家用乗用車の世帯当たり普及台数(上位5県と全国)

出典:一般財団法人自動車検査登録情報協会「令和7年 自家用乗用車の世帯当たり普及台数」(令和7年3月末現在の保有台数と、令和7年1月1日現在の世帯数から算出)。

データを表で見る
福井県1.67台
山形県1.617台
富山県1.616台
群馬県1.558台
栃木県1.537台
全国1.009台

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